【アンケート調査】不動産所有者に聞く!賃貸不動産における防犯対策で重視するポイント5選 - GMO賃貸DX
お問い合わせ
アンケート記事Questionnaire

【アンケート調査】不動産所有者に聞く!賃貸不動産における防犯対策で重視するポイント5選

【アンケート調査】不動産所有者に聞く!賃貸不動産における防犯対策で重視するポイント5選

賃貸物件を所有するオーナーが頭を悩ませるポイントの一つに、防犯対策が挙げられます。他の物件ではどのようなところを重視して対策しているのか、意外と知らない部分もあるかもしれません。

今回は、賃貸物件を所有するオーナー100名に対して、防犯対策で重視しているポイントをアンケート調査しました。ご自身の物件で取り入れられる防犯対策を検討する際にぜひお役立てください。

目次

賃貸不動産の防犯対策で重視しているポイント5選

賃貸不動産の防犯対策で重視しているポイント5選

出典:GMO賃貸DX WEBメディア編集部独自調べ(N=100、複数回答)

賃貸物件での防犯対策で重視するポイントについてのアンケート結果は、次のようになりました。

  • 第1位:オートロック(15.8%)
  • 第2位:防犯カメラの設置(15.2%)
  • 第3位:TVモニター付きインターホン(14.4%)
  • 第4位:外灯の設置(11.1%)
  • 第5位:ディンプルキー(8.3%)

いずれも入居者が安心して生活するために非常に重視されている設備です。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

第1位:オートロック

エントランスが共有になっている集合住宅では、オートロックがあると防犯面で非常に有効です。とくにファミリー層や女性向けの物件では、オートロックの有無を入居の条件に挙げる方は少なくありません。

実際に、オートロックがあることで、不審者やセールスの侵入を防げる可能性は高まります。エントランスと玄関の2重ロックという状態になりますので、簡単に侵入されないという安心感を住民に与えられる点もポイントです。

現在、一番普及しているのは鍵を差し込んで開錠するタイプです。近年では暗証番号やICカード、生体認証などセキュリティレベルの高いオートロックも増えてきました。

新しいタイプに入れ替えるにはコスト面で負担となりますが、物件の防犯レベルが上がり契約希望者へのアピールポイントにできる点がメリットです。

第2位:防犯カメラの設置

防犯カメラの設置は、防犯対策として非常に効果的です。

防犯カメラがエントランスなどに設置されていることで不法侵入の抑止力として働きますし、実際に何かがあった際には証拠映像として残ります。また、カメラに見られていることを住民が知っていることで、住民全体のモラル向上を図れるといった点もメリットです。

防犯カメラのよい部分は、新築時に設備が整っていなくても後付けが可能という点です。さらにセキュリティレベルを上げたい場合は、セキュリティ業者に24時間365日監視してもらう契約を検討するとよいでしょう。

第3位:TVモニター付きインターホン

モニター付きのインターホンが部屋に設置されている物件は、小さなお子さんのいるファミリーや女性の一人暮らしの需要が高い傾向です。

オートロックと連動しているインターホンの場合、エントランスにカメラがあるため、不用意にオートロックを開けるケースが激減します。オートロックのない物件でも、玄関にカメラ付きのインターホンがあることでドアスコープをのぞく必要がなくなり、訪問者の視認性も上がるでしょう。

インターホンの変更には配線工事が必要でしたが、近年ではワイヤレスタイプで工事不要のタイプも出てきました。広角カメラや録画機能、インターネットでセキュリティ会社とつながるものなど、高機能のインターホンも増えてきています。

防犯面で安心感を得られるという意味では、モニター付きのインターホンは居住者からの需要の高い設備だと言えるでしょう。

第4位:外灯の設置

外から見て夜でも明るい物件は、防犯対策と合わせて物件がきれいに見えるといった効果もあります。明るい建物に不審者は近寄りがたいイメージを持つので、防犯のために有効です。

遠くから見てあまりにも暗い物件だと、賃貸希望者からも敬遠され、周辺住民からも良いイメージを持ってもらえません。建物の周辺環境が暗いとなおさらイメージが悪くなるため、外灯の設置は必要不可欠と考えてよいでしょう。

外灯にはセンサー式やスイッチ式などさまざまなタイプがありますが、防犯対策としてはタイマーや光センサーがスイッチとなり、夜通し点灯させるタイプが適しています。明るいほど防犯には適していますが、近隣からクレームが出るほど光量を上げないよう注意が必要です。

第5位:ディンプルキー

ディンプルキーは通常のシリンダーキーに比べて構造が複雑でピッキングされにくいため、防犯面で有効です。

シリンダーキーからディンプルキーへの交換は、鍵穴ごと交換となるので比較的容易にできます。

賃貸物件において、防犯面を重視するのは当然のこと。居住者が退去する際に鍵を交換するタイミングで、ディンプルキーの導入を検討するとよいでしょう。ただし、鍵の複製は可能なので、マスターキーの管理や鍵の紛失には注意しなければなりません。

防犯対策を行うことで得られるメリット

防犯対策をおこなうことで得られるメリット

出典:GMO賃貸DX WEBメディア編集部独自調べ(N=100、複数回答)

賃貸物件において防犯対策することで得られるメリットについてのアンケート結果は、次の通りです。

  • 第1位:犯罪を未然に防げる(34.6%)
  • 第2位:入居者の満足度を上げられる(31.6%)
  • 第3位:資産価値が向上する(20.3%)
  • 第4位:空室対策ができる(13.4%)

第1位:犯罪を未然に防げる

防犯対策を実施することで犯罪を未然に防げる点が、最大のメリットと言えるでしょう。アンケート結果でも、実に80名の方がメリットを得られると回答しています。

防犯対策が施されていない物件は入居希望者がつきにくいだけでなく、実際に犯罪が起きてしまった場合は賃貸業者に与えるイメージも悪くなります。防犯対策を複数取ることで賃貸希望者も集まりやすく、物件の治安を確保しやすい面も大きなメリットです。

第2位:入居者の満足度を上げられる

防犯対策のレベルが高ければ、入居者の満足度は高くなります。

多少賃料が上がっても、防犯レベルの高い物件の方が入居者にとっては安心感が得られます。とくに小さなお子さんのいるファミリーや女性の入居者にとっては、より満足度の高い物件となるでしょう。

第3位:資産価値が向上する

防犯面を充実させることは、物件の資産価値向上にも繋がります。

築年数が経ったマンションやアパートの場合、内装を全面的にリフォームして資産価値を上げようと考えても限界がありますし、費用も高額になりかねません。それよりも建物の防犯対策に力を入れる方が、費用対効果でもメリットが大きいと考えられます。

第4位:空室対策ができる

空き物件が出にくくなる点も、防犯対策を取るメリットです。

対策が取られている物件とそうでない物件であれば、賃貸希望者がどちらを選ぶかは自明の理です。ご自身の賃貸物件の入居を業者に進めてもらうためにも、防犯対策は大きなセールスポイントとなるでしょう。

まとめ

賃貸物件の入居希望者は、どのような防犯対策が取られているか重視する傾向にあります。反対に、防犯対策が施されない物件はいつまでも入居のめどがつかない可能性が高くなってしまうでしょう。

防犯対策を取ることによって、物件に享受されるメリットは少なくありません。ご自身の賃貸物件で導入可能な防犯対策を早めに取り入れることが、空き物件を出さないためにも得策です。

今回のアンケートを参考に、ぜひ前向きに防犯対策を検討してみてはいかがでしょうか。

CONTACT

GMO ReTechでは、賃貸運営を楽にする
をミッションにしております。
賃貸業務でのDX(デジタルトランスフォーメーション)に関して
お気軽にご相談下さい。

お問い合わせはこちらから
キーワードKeywords
キーワードKeywords
無料でWeb相談
無料ダウンロード