2022.06.21 RELEASE

「GMO賃貸DXオーナーアプリ」インストール率80%超えには、社内の体制に理由があった。

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イー・コネクション株式会社

2006年11月に設立され、東京都豊島区に本社を置くイー・コネクション株式会社。不動産賃貸、仲介、管理、売買など幅広く業務を展開しています。「GMO賃貸DX」のオーナーアプリの導入を決めた理由や使用感、今後アプリをどのように活用していきたいかなどを代表取締役の田中様にお話を伺いました。

オーナー様のお手を煩わせない徹底した賃貸管理を。

まず、貴社の賃貸管理の特長や運営体制についてお聞かせください。

イー・コネクションのTOP

イー・コネクションは、多様化する不動産ビジネスの中でも、あえてワンルームマンションの不動産投資に特化してご購入いただいたマンションをお預かりし、賃貸管理や資産形成を行い、オーナー様の大切な資産の運用をサポートする不動産会社です。エリアとしては主に東京23区を中心に管理をさせていただいていますが、最近では大阪・名古屋・神戸・福岡など主要都市の賃貸管理も行っています。その理由は、全国の主要都市部には投資用のワンルームマンションも多いため、今後ますます需要が高まると推測しているからです。

弊社における賃貸管理の運営体制は、「契約部門」「管理部門」の2部制をとっています。「契約部門」は、入居者が退出して空室になった物件を、近隣マンションなどと比較して、募集家賃の決定や入居者の選定など、地域の特性を理解した上で、新しい入居者を見つけるプロフェッショナルです。

一方で「管理部門」は、入居者様がお住まいいただいている間のトラブルを迅速に解決しています。騒音や設備の故障など、生活していると起こる問題は様々ですが、オーナー様にも、入居者様にもご満足いただけるよう、誠意を持って対応しております。それぞれに必要なスキルが異なるため、賃貸管理に必要な知識と経験を積んだ社員7名で賃貸管理を行っています(2022年5月末時点)。

イー・コネクションならではの賃貸管理って何かありますか?

オーナー様のお手を煩わせない」を徹底していることですね。そのため、これまで行ってきた賃貸管理業務において、物件における毎月の収支を気軽にチェックできない…といったこと自体が、オーナー様のお手を煩わせていると痛感していました。これが後の「GMO賃貸DX」導入を検討するきっかけでもあります。

明確な課題があったからこそアプリの導入を決意。

アプリ導入前に業務上で抱えていた「課題」や「悩み」はありましたか?

先ほども少し触れましたが、郵送作業などのアナログな慣習や業務が負の要因になっていると以前から感じていました。詳しいエピソードをお話ししますと、年度末に「確定申告」がありますが、その都度オーナー様へ「家賃の年間送金明細」を郵送していたのです。恐らく不動産管理をしている会社であれば、必要な業務の一つかと思います。

例えば確定申告の時期が近くなると、賃貸管理部のみならず他部署からもメンバーを集めてチームを作り、印刷や封入・確認作業などを社内みんなで実施していました。郵送業務にかかるトータルの時間としては、約460時間くらいでしたね。

郵送業務を全て人力で行うのは相当な負担ですよね?

そうですね…。社員にとってかなり負担が大きかったと思います。封入・印刷の業務に加え、金額が間違っていないか、収支報告書と封筒の宛先が異なっていないかなど、一件一件手作業かつ人力で実施していました。

もちろんミスは許されませんから、確認にはそれなりの時間が必要ですよね。ですが、ありがたいことに管理戸数は毎年200〜300戸ずつ増えていて、当然のことながら作業にあたる時間や業務量も増加します。今後も管理戸数を増やしていくことを考えると、アナログでの作業に限界を感じていました。そこで、リアルタイムで収支などが確認できるアプリなどのITツールを活用して業務改善を図ろう…という声が今から約2年くらい前から挙がっていたのです。

結構早い段階でツールの導入を検討していたのですね。

はい、アプリの導入で社員の業務負担を減らせるなら…と思い、私自身もアプリを利用するのは肯定的でした。さらにアプリを使えば、オーナー様はいつでも好きなタイミングで収支明細を確認でき、オーナー様が所有する物件の最新情報をリアルタイムで閲覧できる。これは結果的に弊社が掲げている「オーナー様のお手を煩わせない」ことにも繋がります。

そこで本格的にアプリ導入を考えていた矢先、ちょうど「GMO賃貸DX」の詳細説明を聞き、弊社が抱える課題をまるっと解決できそうだと思い、2021年8月にオーナーアプリの導入を決めました。

 

「GMO賃貸DX」導入を迷わなかった2つの大きな理由。

数あるアプリの中でも「GMO賃貸DX」を選んでいただいた理由はありますか?

GMOインターネットグループであること」「GMO ReTech代表のホスピタリティに共感できた」の大きく2点ですね。

それぞれの詳細をお話ししますと、まずGMO ReTechがGMOインターネットグループ会社であることは、大きなメリットだと感じています。多種多様な業界に新しい風を巻き込む会社が多数存在し、常に次の方向性や将来を見据えている会社が多いからです。

また、グループ間で受けられるシナジーは大きく、金融や電子サイン、決済サービスなど不動産業界においても必要とされるサービスを提供しているグループ会社も存在しますよね。そのようなグループとGMO ReTechが連携を深め、「GMO賃貸DX」をさらに便利なツールとして進化していくことに期待と願望もあったのです。

ありがとうございます。もう一つの理由についても詳しくお聞かせください。

もう一つの大きな理由は、GMO ReTech代表のホスピタリティが高いと感じたからです。具体的にお話しをしますと、私自身もそうですが、ReTechの代表もマンションのオーナーをしています。だからこそマンション経営のノウハウを分析し、アプリに必要な機能などを細分化して体現できているのだと思いました。

特にGMO ReTech代表の「GMO賃貸DX」に対する熱量が高く、アプリを通して不動産管理会社の業務改善や、オーナー様のサポートを本気で考えている強い意志が伝わってきました。これらを踏まえて、「GMO賃貸DX」の導入に迷いはなかったですね。

アプリ導入に満足して、次のステップへ進めないのは本末転倒。

実際にアプリの導入が決定してから、運用開始するまでに懸念点はありましたか?

社内調整など色々とありますが、やはりオーナー様に理解していただいた上で、アプリを使っていただけるのか…という点が一番心配でした。ですが、その不安が嘘だったかのように、運用開始してから約4ヶ月で、オーナー様のアプリインストール率が80%を超えています。

約4ヶ月で80%は驚異の数字です。その理由はどこにあるとお考えですか?

オーナー様にアプリの利便性をしっかり理解していただけたのが大きいかなと思います。やっぱり現代では年代問わずスマホを利用する方も多く、スマホを持っていれば場所・時間問わずチェックできるのは何よりもメリットです。

実は私自身もマンションを所有するオーナーの一人で、実際に「GMO賃貸DXオーナーアプリ」を使っていて実感していますが、直感的で使いやすいという点に尽きます。やはりアプリって使いづらいと、どうしても敬遠するといいますか…そのうち開かなくなりますよね。

私自身がよくアプリを使っているので本音でお話ししますが、アプリを開くだけで自分のマンションがどんな状況なのか瞬時に確認できるのは重宝しています。アプリを起動してから何も迷うポイントがないという配慮は、さすがとしか言えません!

▲オーナーアプリのホーム(デモ画面)

具体的には、なんと言ってもアプリのホーム画面を見れば、空室か満室なのか瞬時に把握できますし、収支管理のグラフもひと目見ただけで即座に目に入ってくるUIはありがたいです。

ちなみにイー・コネクションは、オーナー様へどのようにアプリを認知させたのですか?

先ほど約4ヶ月でアプリインストール率80%超えは驚異と言っていただきましたが、何もせずにこの数字は出せません。 やはり社員一丸となってオーナー様へ周知させていった点が大きいです。

具体的にどんな施策を行ったかと言いますと、メルマガやLINEを活用してお知らせしていきました。その際にただメルマガを配信するだけではなく、例えば確定申告のような重要なお知らせはメールの開封率も高いです。そこで、そのメールと一緒に「GMO賃貸DX」のアプリダウンロードのお知らせも告知することで、オーナー様に見ていただける機会は格段に増えました。その辺は社内の賃貸管理部とメルマガ担当が協力して、様々な施策を練っていましたね。

営業担当者には実際の画面を見ながら使用感のイメージを持ってもらうことで、オーナー様へのアプリインストール提案もスムーズに実施できました。また、私も含め各営業担当にインストール目標数を設定し、定期的にインストール促進進捗確認を行うことでインストール数を伸ばしていったのです。

賃貸管理部はもちろん、全社員による協力体制があったからこそ、高いインストール率に繋がっているのだと感じています。

本当の意味での一元管理はアプリが叶えていく。

「GMO賃貸DX」はどのような不動産管理会社にオススメだと考えていますか?

管理戸数にかかわらず、今の管理体制に明確な課題を持っていて、それをクリアにしたい会社は積極的に導入を検討したほうがいいと思っています。弊社でいえば、「郵送業務」をアプリへ移行させつつ、オーナー様とのコネクションをもっと強める…というはっきりとした課題や目的がありました。

そして、業務負担削減や情報を発信するスピードを早めたい、そして今までの賃貸管理を変えてオーナー様へ正しい情報を届け、オーナー様からより安心を得られる会社に進化していきたいという会社に「GMO賃貸DX」はベストなツールだと思います。

郵送業務が課題とおっしゃっていましたが、アプリで業務改善を図ることができましたか?

はい、郵送業務を約460時間削減することに成功できたのは大きな一歩です。これまでの郵送業務に費やしていた時間がなくなったことで、オーナー様とのコミュニケーションの回数が増加したり、空室に対する営業を行うなど、より資産管理に特化した業務に集中できるようになり、アプリ導入を決断してよかったと感じています。

オーナー様の大切な資産をお預かりし、適切に管理や運用するのは大前提です。でもそれだけではなく社員の業務負担を減らすことで、少しでも働きやすい環境を作るのも代表である私の役目です。

 

出典:イー・コネクション

そして弊社が最も大切にする「誠実」「尊敬」「約束」「感謝」「誇り」の5つの原則原理があります。これらを体現していくには、社員による適切な意識や行動が、オーナー様の笑顔に繋がります。人としても企業としても成長して業界に変革をもたらすために、「GMO賃貸DX」と二人三脚で歩んでいく必要があると実感しています。

導入して10ヶ月以上立っていますが、これからGMO賃貸DXを活用してどのようなDXを実現していきたいとお考えですか?

先ほど申し上げたとおり、私自身もマンションを所有するオーナーですが、アプリで本当の意味での一元管理を実現していきたいと考えています。

本当の意味での一元管理とは、マンションの固定資産税や管理費修繕積立金、金利の変更など、不動産を1件所有することで管理が必要な情報はまだまだあります。固定資産税が変動すると、毎月見込んでいた収支が変動しますが、変動した結果の収支を簡単に確認できるアプリはどこにもありません。

オーナーとして、不動産業界に従事する一人として、そしてイー・コネクションの代表としても、より完結にシンプルに一元管理できるサービスを提供していきたいと考えています。

お客様の大切な資産をお預かりする身として、最良のサービスとはなにか? これからも社員一同思考を止めずに走り続けます。

 

イー・コネクション株式会社 代表取締役

田中 準二

2006年11月、イー・コネクション株式会社を設立し、2022年現在16年目。2021年9月にGMO賃貸DXを導入。その後、アプリの利用について社内にて宣言した通り、1年以内で80%以上の顧客(オーナー様)へのアプリケーション導入に成功。

オーナー様へ正しい情報を正確にお届けし、安心して不動産投資を行っていただきたいという想いのもと、賃貸DXアプリを有効に活用したカスタマーサクセスの実現を目指す。

 

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