「GMO賃貸DXオーナーアプリ」を導入・運用して気づいた、オーナー様への『見える化』を当たり前に。

福岡市を中心に企画・販売・管理を一気通貫で行う

まず、貴社の賃貸管理の特長や運営体制についてお聞かせください。

ネストは福岡県福岡市を中心に展開する不動産デベロッパーです。地域に根差した事業者として、地元での積極的な不動産開発を行い、弊社のコンセプトでもある【好立地】【高品質】を掲げて不動産の企画・販売・管理をしています。

例えば、投資用マンションとしてご購入いただいたお部屋をお預かりし、オーナー様の大切な資産を、1部屋ごとに「賃貸管理」「建物管理」を行っています。

貴社の特長を教えていただけますか？

弊社のブランドマンション「ネストピア」シリーズの入居率は98〜99％を誇り、高い入居率をキープできているのが特長です。

投資用マンションの運用においてネックと感じる”空室期間”を短くするため、福岡県の中でも多くの需要がある立地を厳選することで、安心してオーナー様が資産運用を行っていただけるよう努めています。

アナログを脱却し、オーナー様への「見える化」

アプリの導入前に業務の中で抱えていた「課題」や「悩み」はありましたか？

株式会社ネスト　事業部　村井様

なんとしてでもアナログ文化から、どうにかして抜け出したいと以前から考えていました。このサイトに公開されているGMO賃貸DX導入企業様のインタビュー記事も拝読しましたが、共感できる部分が多く、アナログからの脱却はどの企業様でも抱えているのかなと。弊社の業務において具体的な課題を挙げると、以下ですかね。

【抱えていた課題】

• どんどん増えるアナログ業務によって、少ない人数では他の業務に手が回らないこともある。
• コミュニケーションツールが統一されず、郵送・電話・メールなどバラバラ。オーナー様によっては、使用しなくなったアドレスもあり状況把握が困難。
• オーナー様とのコミュニケーション不足。

なかでも少人数で賃貸管理を行う弊社では、「郵送業務」が大きな壁と感じていました。

具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか？

例えば収支報告書や建物管理報告書を郵送で送る際、もちろん作業時間の確保が必要です。もし外部に依頼するとすれば、人件費もかかります。そして、当然ですが郵送時にミスは許されません。そういった意味でも、郵送業務（封入や発送など）は私たち社員にとって肉体的・精神的にも負担が大きいと常々感じていました。同じような思いをしている企業の担当者様も多いかと思います。

このような悩みや課題を抱えたまま業務を進めると、オーナー様への新規提案やサービス、迅速なフォローなど、密なコミュニケーションを図ることが難しくなってしまいます。その結果、管理離れや相談なしの管理売却などが起こるケースもあり、このままではオーナー様の満足度をより向上させるのは厳しい状況だと感じていました。

オーナー様への新しい提案を行うためのアイデアを具現化するのに手間や時間がかかります。せっかく考案したのに、他のアナログ業務に時間が割かれ、オーナー様へプラスアルファのアクションができないのが、もどかしかったんです。

そこで「しっかりと真剣に大切な資産をお守りしていますよ」と、オーナー様にいつでもご理解いただく機会を増やし、見える化できるオーナーアプリが活躍するのではないかと考えました。

このアプリならDX化できると、迷わず「GMO賃貸DX」を選択

そのような状況で「GMO賃貸DXオーナーアプリ」を導入した理由をお聞かせください。

弊社ではアプリを使うなら、「GMO賃貸DXオーナーアプリ」しか考えられませんでした。なぜなら「担当営業の説明がわかりやすかった」「安全性の高いセキュリティ環境」、そして「アプリの機能が充実していて使いやすい」からです。

以前から弊社ではアプリ導入とまではいかずとも、オーナー様専用の（オーナーサイト）のような箱は必要だと考えていました。しかし、金額面や機能面で壁にぶつかり、前に進むことができずにいました。

そんな時、ある新聞記事にて「GMO賃貸DXオーナーアプリ」の存在を知り、アプリという選択肢もあるのかと思い、一番最初に貴社へ問い合せたしたのが始まりです。

ありがとうございます。「GMO賃貸DX」に関する説明を受けていかがでしたか？

まず、営業担当者の対応が良かった点が、かなりポイント高かったです。一方的に提案するのではなく、しっかり弊社の課題をヒアリングしていただき、じっくり聞いてくださった事が非常に好印象でした。

また、企業ブランディングが確立されているGMOインターネットグループのグループ会社であることは、オーナー様にとって安心材料になります。特にアプリは個人情報の問題もありますので、取り扱う弊社としても安心・安全だと判断しました。

2022年8月にはISMS認証を取得したので、より一層安心・安全にお使いいただけます。

▲オーナーアプリのデモ画面

これから導入を考える企業にとってもプラス要素になりますね。弊社としてはセキュリティ面に加え、機能面も満足いく点が多かったです。コミュニケーションツールとして活躍する【チャット機能】、オーナー様がいつでも簡単に確認できる【稼働状況】や【収支報告】、設備交換関係の承諾をいただくための【ワークフロー機能】、いつでもオンライン上で行える【電子契約】など、現状と将来的な課題改善ができる機能が充実していたのは魅力でした。

また、弊社ではまだ導入していないですが、入居者様の満足度向上にもつなげるために、入居者アプリ導入も検討しています。その際、オーナーアプリと入居者アプリの両方を提供していつつ、電子契約や様々な基幹システムと連携できるのが「GMO賃貸DX」なので、もう迷わず導入を決めましたね。

オーナー様目線で考えられたシンプルなUIと操作性

実際にオーナーアプリを使ってみた感想はいかがでしょうか？

全てにおいて良い意味でシンプル、そして非常に使いやすいと感じました。アプリのUIや操作性はオーナー様の目線で丁寧に作られていて、どこをクリックしたらいいか迷わない設計や導線になっています。オーナー様にとって大切なのは、【いかに分かりやすく】だと思うので、「GMO賃貸DXオーナーアプリ」は、それが実現できていると感じています。

例えば、オーナーアプリを開いたらすぐに部屋の入居状況が確認でき、下へスクロールしていくと、管理会社からのタイムライン、収支情報…と続くので、ホーム画面のみでオーナー様にとって必要な情報を取得できます。チャット機能に関してもプッシュ通知があるので、身近なSNSとほぼ変わらないのではないでしょうか。

アプリ導入に際してオーナー様からの反応はいかがですか？

「これは便利だね」と嬉しいお言葉をいただいたこともあります。特に悪い声はいただいていませんが、引き続き郵送を希望される方はいらっしゃいます。元々、アプリを導入した際にも「インストール率100％」は考えていませんでした。これは「できる」「できない」の問題ではなく、郵送（書面）の方が都合が良いオーナー様、そもそも機器（スマートフォン）を持っていない、アプリ自体が苦手…というオーナー様も少なからずいらっしゃると思ったからです。だからインストール率は、できるだけ100％に近づけられたらと。ですが、オーナーアプリを導入することで【業務効率化】には確実に繋がりますので、今まで以上に、オーナー様に対して魅力的なアプローチや様々なサービス展開をしていければと考えています。

カスタマーサクセスの「熱量」と「俊敏さ」に感動

2022年2月からアプリの運用を開始させていただいていますね。

「GMO賃貸DX」のアプリを活用して、具体的にどのような賃貸管理・資産運用を実現していきたいとお考えですか？

オーナー様がオーナーアプリを使うことで、いつでもどこでも何をしていても【簡単に】お部屋の空室状況や収支の把握、そして管理会社へ24時間連絡できる環境を提供していきます。

例えば自分がオーナー様の立場になって考えたとき、忙しい仕事中に管理会社から電話がかかってきて、色々と話しをされても冷静な判断は難しいです。帰宅した後に、長々と書かれている郵送物にしっかりと目を通すのも大変です。何か質問などがあって連絡しても管理会社は留守電になっている。オーナー様から連絡をいただく時間に、管理会社側の受付体制ができていない事も問題だと思います。

オーナーアプリは電話や郵送ではできないコミュニケーションを実現する便利なツールです。もちろん、電話や郵送を否定しているわけではなく、アプリを活用することで情報をスピーディーに、今までは細かく報告ができなかった事もアプリ上で即座に発信ができます。

確実に時代は変わり、オーナー様の感覚や価値観も変化しています。管理会社としても柔軟に変化に対応していくためにもアプリをフル活用して、オーナー様の満足度を最大限まで向上してまいります。