2022.02.10 RELEASE
5年、10年後の「変化」に適応するため、将来性のあるサービスを積極的に導入。カナヤマがGMO賃貸DXオーナーアプリを導入した理由とは?
- オーナーアプリ
株式会社カナヤマ
1975年(昭和50年)創業で、東京都の旗の台と二子玉川に店舗を構える株式会社カナヤマ。不動産賃貸、仲介、管理、売買など幅広く業務を展開しています。GMO賃貸DXのオーナーアプリの導入を決めた理由や使用感、今後アプリをどのように活用していきたいかなどを代表取締役の金山様にお話を伺いました。
時代の「変化」に順応できる不動産業者が理想形
まず、御社の特徴について教えていただけますか?
これまでは本店・二子玉川店で営業・管理が線引きされ、それぞれの業務を行ってきましたが、2021年10月からは本店と二子玉川店の垣根をなくし、業務を3課体制へ変更を行い、業務を細分化することでオーナー様や入居者様などをサポートをしていく体制へと組織変更を行いました。今までよりもさらにパワーアップしてお客様の支援に努めています。
賃貸での取り扱い物件のことを言えば、積水ハウスのシャーメゾンの取り扱いが多いことがまず大きな特徴です。もちろんシャーメゾン以外の物件もオーナー様からお預かりしているので、様々なケースにおいて柔軟に対応できますね。
柔軟な働き方や、業務効率向上を追い求めた結果。
アプリを導入する前に抱えていた課題はありますか?
結論から申しますと、まず不動産業界の働き方に疑問や課題を持っていました。忙しい時期って、どんなに早くても退勤時間が21時以降になってしまう…という方もいらっしゃると思います。繁忙期は退去手続きや立ち会いで現場から帰社後に事務作業して…オーナー様や入居者様からの問い合わせに対応して…とやるべき業務が多いのは理解しています。
もちろん、全ての不動産会社が残業して当然という考え方ではないと思います。でも、弊社ではそういう考え方は撤廃して柔軟に働けるようにしました。今後はフレックスタイム制を導入していきます。2022年4月から週休3日で勤務する従業員がいます。各々の好きなように働ける環境はどんどん作りますが、残業が当たり前という固定観念は払拭したいんです。
変化していかないと…という思いが強かったんですね。
従業員の負担が軽減できるなら…と考え、何か便利なサービスを利用・導入するのは一つの策ですよね。そこで不動産業界でも進みつつあるDX化の流れに乗ってみようと、新しいテクノロジーを積極的に取り入れることを考えました。もちろん、変化することは容易ではありませんし、その一歩がなかなか踏み切れません。
ですが、いま変えないと5年10年後の時代の流れに乗り遅れてしまうという危機感もありました。したがって、何かを新しく受け入れるにはパワーも必要だし社内調整に時間がかかるかもしれませんが、多少大変な思いをしてでも変化する勇気が必要だと思ったのです。
5年10年後を意識して、変化を恐れず前向きに。
アプリを導入しようと思ったきっかけはありますか?
先程も少し触れましたが、不動産業界にも年々浸透しつつあるDX化には順応していくべきで、将来性のあるサービスは積極的に取り入れていきたいと考えているからです。
もちろん全て時代の流れに乗っていく必要はないと思いますが、この業界はアナログとデジタルのいいところを併せたハイブリッド型を敷いていくべきです。そして、変わりつつある業界の流れにいかに柔軟性を持って対応できるかが、他社との差別化を図る鍵だと感じています。
最近でいうと、「IT重説」や「オンライン内見」ですね。弊社では早い段階で取り入れたので、コロナ禍でも比較的スムーズに対応することができ、契約数を落とすことなくDX化を図るためにアプリ導入という次のステップへ進めました。
導入理由は「タイミング」と「機能面の高さ」
数あるアプリの中でも「GMO賃貸DX」を選んだ理由を教えていただけますか?
「タイミング」と「魅力的な部分が多かった」の2点が大きな理由ですかね。実はGMO ReTechの営業担当者さんから連絡をいただく少し前に新聞で「GMO賃貸DX」の存在を知りました。
ありがとうございます。積極的にプロモーションしていた甲斐がありました!
新サービスをどんどん試してみようと考えていた時期だったので、弊社からも同時期にGMO ReTechへ連絡して話を聞いてみようと思ってたんです。そんなとき、ちょうど営業担当者さんから連絡が来て、興味あるので詳細を教えてください! という流れが最初のやり取りですね。
そこから話を聞いているうちに、多彩な機能が備わっていることを知りました。例えば、オーナー様とチャットで連絡が取れたり、月次収支報告機能はグラフなどが表示されひと目で収支状況が分かるので、これはオーナー様にも喜んでもらえるだろうと…と私たち不動産管理会社だけでなく、オーナー様にも便利な機能が揃っていたんです。
実際にオーナーアプリを使ってみての感想はいかがですか?
▲オーナー様から見たオーナーアプリのホーム画面(デモ)
アプリを導入したての頃は覚えることが多いのは言うまでもないですが、収支報告や管理業務の報告、リフォームの提案など、これまで行ってきた業務を可視化・効率化できたのは導入した意味があったなと感じています。
総合して魅力的だと感じる部分が多い印象です。先程も少し言ったように、オーナー様とのやり取りはチャット機能を利用すれば、LINE感覚で連絡を取り合うこともできます。
また、月次収支の報告をアプリ上で完了できることにより、郵送作業を減らして業務負担や経費を削減可能です。なかにはこれまで通り郵送での送付を希望するオーナー様もいらっしゃいますが、アプリ画面でいつどこでも瞬時に確認・管理できるのは便利…という声もいただいています。
弊社のカスタマーサクセス(CS)とは、どのようにどのように連携を図っていますか?
そうですね、オーナー様がアプリをインストールしやすいように様々な面からサポートをしていただいています。例えば、インストール率を高めるため、オーナー様へアプリの案内をした後はリマインドしましょうと。送りっぱなしだとインストール率が上がらないまま時間が過ぎていくだけですからね。
御社のカスタマーサクセス担当者さんいわく、「カスタマーサクセスのサポートだけではどうしても限界がある。やはりカナヤマの担当者様含め周りが協力しているおかげで高いインストール率が誇れている」と言っていただけています。今ではお互いが連携し合いながら進めており、オーナー様のアプリインストール率は約90%です。(2022年1月末現在)
機能面においてはまだ使いこなせていない部分もあるので、そこはカスタマーサクセスの皆さんと一緒に伴走していきながら、弊社なりの最適な使い方を見出していきたいと考えています。
他社と差別化を図るために、未来を見据えた変化を。
最後に今後の目標やビジョンをお聞かせください。
GMO賃貸DXをフル活用して、他社と差別化が図れる不動産会社を目指したいですね。便利なアプリを導入していることを強みに、当社の魅力を全面に押し出した管理体制を敷いていきます。
具体的には、いま弊社に任せていただいているオーナー様の満足度を上げること。「GMO賃貸DX オーナーアプリ」を使うことによって、「従来より物件の情報が劇的に把握しやすくなった」「収支報告や空室状況を瞬時に把握できる」とメリットしかないことを一人でも多くのオーナー様へ伝えていきたいですね。
そして長期的な目線で言えば、時間や金銭的なコストを削減しながらオーナー様との良好な関係を構築する。業務効率化や収益アップのためには、新しいシステムやサービスは積極的に導入し、変化を恐れずに前へ突き進んでまいります。