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調布・国領に息づく本格イタリアン「Don Bravo(ドン ブラボー)」

イタリアの伝統と日本の四季を重ねる一皿 – 国領にガストロノミーを求めて –

京王線・国領駅から徒歩3分ほどの場所にある「Don Bravo(ドン ブラボー)」は、2012年にオーナーシェフ・平雅一(たいら まさかず)氏が開いたイタリア料理店です。伝統的なイタリア料理の手法を通じて、日本人としての食体験を追及し、日本の食材の価値と向き合うその料理は、郊外でありながら、遠路訪れる客が後を絶ちません。

薪窯で焼き上げるシグネチャーであるピッツァや、旬の食材を取り入れた創造的なコース料理を提供しており、「Destination Restaurants」や、食べログ「イタリアン TOKYO 百名店」にも選出されています。店内は16席ほどの落ち着いた空間で、カウンター席からはシェフの調理を間近に見ることができます。静かな住宅街に位置していることもあり、気取らず上質な料理をゆったりと食事を楽しむことができる「Don Bravo(ドン ブラボー)」をご紹介します。

 

季節を映すコースの流れ

「Don Bravo(ドン ブラボー)」では、日本全国の旬の食材、本物の食材を中心に据えたコースが用意されます。料理はシンプルに見えて奥深く、香りや温度、食感の調和によって完成します。本日はそんな季節のコースから、いくつかのメニューをご紹介します。
※季節ごとにコースは変わります。予約をして現地で是非お楽しみください。

 

岩牡蠣・サルデッラクリーム・レモン

殻付きの岩牡蠣に、イタリアの発酵調味料サルデッラを使ったクリームを添えています。仕上げにレモンの酸味を加えることで、海のミネラル感に爽やかな余韻が重なりました。

穴子・青トマト

熱々の穴子のフリットに、蒲焼のタレをひと塗り。合わせるのは高知・おかざき農園から届く青トマトの冷え冷えカプレーゼです。アボカドペーストやきゅうりを添え、山椒オイルで立体感を加えています。

米茄子・薪・アンチョビ

大ぶりの茄子を薪の輻射熱でじっくり火入れし、水分と香りを閉じ込めました。仕上げは30秒以内にテーブルへ。茄子の持つ甘みとアンチョビの塩味が調和します。

鯵・ヴィシソワーズ・プラム・ミモレット

炙った鯵を熱を逃さず盛り付け、ヴィシソワーズはヴィネグレット風に軽やかに仕上げています。隠れたフェンネルのサラダには多層的な香りを。プラムとミモレットが彩りと酸味を添えます。

近江牛レバー・イチジク・パルミジャーノサカエヤの近江牛レバーを使った温かい一皿。イチジク・マルサラ・バルサミコでつくったジャムの甘酸っぱさがレバーの香りを広げます。仕上げはパルミジャーノのリゾットとともに提供され、余熱で一体感を生み出します。

バジル

パスタは茹で上がり直前に合わせるジェノベーゼ。ニンニクは使わず、下に忍ばせたインゲンをニンニクオイルで和えています。人肌の温度で仕上げることで、素材の香りを損なわず軽やかな一皿に仕上がりました。

 

ルシッチャを詰めた鰯を網脂で包み、窯で焦げる直前まで焼き上げています。仕上げは酸味を効かせたサルモリッリョ。荒々しい香ばしさが漂う力強い一皿でした。

仔羊・ザジキソース・燻製パプリカ

メインは仔羊に、ギリシャのヨーグルトソース「ザジキ」と燻製パプリカを合わせています。複数の国の香りが一つのテンションで合わさり、異文化の調和を楽しむ一皿となりました。

ピッツァ

そして、コースの流れの中盤にはDon Bravoのシグネチャーである薪窯ピッツァが供されます。小麦の香ばしさと薪の香りが合わさり、シンプルながら圧倒的な存在感を放ちます。

ローリエ・カシス

デザートには、ローリエとカシスの組み合わせ。爽やかさと甘酸っぱさが余韻として残り、コース全体を「香り」で結び上げていました。

 

「香り」が導く新しい発見

今回のコースは2025年9月に訪問した際のコース料理です。
ただ美味しさを堪能するだけでなく、この時は平シェフが真摯に向き合っていた食材の仮定を「香り」からアプローチすることをテーマに、ワイン・料理・お茶・デザートのすべてに、繊細なストーリーが込められていました。
焼きなすの香ばしさ、ハーブの爽快さ、ワインや紅茶の余韻。それぞれが独立して存在しながらも、一皿一皿が重なり合い、記憶に残る体験へと昇華していました。
「Don Bravo(ドン ブラボー)」でのひとときは、ただ味を楽しむだけでなく、香りと余韻が織りなす「体験」として心に刻まれるものになるでしょう。

シェフ・平雅一(たいら まさかず)氏

1979年、国領出身。広尾「アッカ」に勤務後、渡伊しフィレンツェ「ラ・テンダ・ロッサ」(ミシュラン 二ツ星)、ミラノ「サドレル」(ミシュラン 二ツ星)、ラグーサ「ドゥオーモ」(ミシュラン 二ツ星) 等で3年間修業。帰国後、広尾「リストランティーノ バルカ」現「TACUBO」に勤務し、三宿「ボッコンディビーノ」でシェフを務める。

2012年6月「Don Bravo(ドン ブラボー)」をオープン。伝統的なイタリア料理の手法で、日本人としての食体験を表現する。
お店のシグネチャーであるピザにフォーカスし、より気軽に食事を楽しんでもらえる新業態の「CRAZY PIZZA」を2020年に開業。神楽坂にCRAZY BRAVO、虎ノ門にCRAZY PIZZA TORANOMONをオープン。

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