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京都

【Otonami提供】京都の老舗和傘処「日吉屋」職人に習う世界にひとつだけのオリジナル番傘作り

大人のための非日常体験を届ける「Otonami」とは

大人のための非日常体験を提供する予約サイト「Otonami(おとなみ)」。「日本の知られざる魅力や本当に価値のあるものをたくさんの方に届けたい」という想いのもと、上質で特別な体験プランや独自のインタビュー記事を通じて、人生をより豊かにする感動のひとときをご提案します。選りすぐりの体験をラインナップし、特別な場所で過ごす極上の時間を通じて、心に響く“大人のたしなみ”をお届けします。
現在、関東および関西を中心とし、その他の地域も合わせ約500以上の体験プランを提供しております。今後はさらなる提供エリアの拡大、新規プランの追加や新しい形での感動体験の提供を予定しております。

体験の概要

約160年続く京和傘の老舗で職人と共に行うオリジナル番傘作り。素竹の良さを活かしたシンプルな和傘 番傘を紙色から選び、和紙を貼る工程(胴張り)を職人のレクチャーを受けながら体験します。100%植物由来の素材を使い、高度な職人の手仕事で仕上げられる京和傘は、この世にふたつとない希少な一点になります。

体験の特徴

・京都で五代にわたり和傘を製造する老舗処で体験する、世界にひとつだけのオリジナル番傘作り。

・江戸時代から受け継がれる職人技に触れられる貴重な機会。

・100%植物由来で環境に優しく、手仕事による唯一無二のデザインの和傘に仕上がります。

 

伝統の意味を問い続ける、京都の老舗和傘処

雨傘としてはもちろん、日差しよけや魔除けの意味をもつ日本の傘・和傘。細かな細工とカラフルな紙色は今も多くの人を魅了しています。しかし、時代の変化ととともに国内での製造は激減。京都に残る和傘製造元は日吉屋のみとなってしまったそうです。

▲体験を行う京都の日吉屋(提供:日吉屋)

日吉屋では、約160年の伝統を受け継ぐ老舗ならではの視点で「伝統工芸品」というイメージを刷新。和傘を日常的に楽しく取り入れられるよう、職人のもとで製造の一工程にも挑戦できるオリジナルの番傘作りを体験できます。

 

職人による和傘解説

体験のはじめに、職人から京和傘についての解説があります。京和傘は雨傘や日除けにもなりますが、丹念な手仕事が織りなす繊細で美しい見栄えも特徴。昔から女性が綺麗に見える瞬間を「夜目遠目笠の内」とたとえる言葉があるように、和傘に差し込んだ光が傘の色を明るく照らし、女性の姿をより美しく演出するのです。

▲京和傘職人で日吉屋5代目当主の西堀氏(体験時は西堀氏以外の職人が講師を務める場合もあります)

竹・紙・糊、撥水加工を施すために亜麻仁油を使うなど、100%自然素材で作る日吉屋の京和傘。骨組みの反りはひとつずつ異なり、湿度によっても調整具合が変化します。

 

京和傘職人に習うオリジナル番傘作り

最初に体験で使う糊を準備。職人からの説明を聞きながら、糊を練っていきます。

▲適度な力で糊を練る

続いて和紙の色選びへ。選べる色は白・赤・黒・紫・緑、主に手漉き五箇山和紙や越前和紙で作られています。色味や質感は、ぜひ現物を見て確かめてみてください。

▲『特選番傘 緑』(提供:日吉屋)

材料が整ったら制作作業へ。数ある京和傘作りの工程のなかから、本体験では本体の和紙を張る「胴張り(どうばり)」に挑戦。はじめに職人がお手本を見せてくれます。

▲塗り漏れがないよう骨組みの一本一本に糊をつける

繊細に、大胆に目の前で繰り広げられる職人技に息をのむ瞬間が続きます。お手本の後は、いよいよご自身で胴張りを体験します。

▲糊は速乾ではないのでゆっくり塗っても大丈夫

胴張りの工程は西堀氏いわく「傘と対話している、瞑想しているような感じ」とのこと。日々の天候状態によって素材の扱い方が変わるため、骨組み一本一本に集中する必要がある京和傘作り。気持ちを込めて、時折休憩も挟みながら京和傘職人の技を体感してみてください。全面、胴張りを終えたら体験での作業工程は完了です。

▲適度な力で和紙を骨組みに沿わせる

 

お好みの文字入れでひとひねりあるデザインにも

味わい深い竹の骨組みや、色鮮やかな和紙だけでも十分素敵な番傘ですが、体験ではお好みの文字を傘表面に書き入れることもできます。文字入れをすることで、よりオリジナリティが引き立ちます。書くことに抵抗や苦手意識がある方は、事前相談により職人が書くことも可能です。

▲傘表面に文字入れが施された番傘(提供:日吉屋)

 

数多くの工程を終えて番傘が完成

体験時に行った胴張りの後も、番傘作りには数多くの工程が残っています。傘の頭、手元に破損防止・装飾のための和紙を追加し「姿つけ」という工程では、骨組みに合わせて折り目をつけながら傘を閉じていきます。最後に行う「油引き」は番傘に防水効果を持たせるための重要な工程。日吉屋では亜麻仁油を使い、夏場で2週間前後かけて天日干し、硬化をさせます。

▲油を引いて天日干し(提供:日吉屋)

時間をかけて、職人が丁寧に仕上げた自分だけの番傘の完成。実際に傘作りを体験したからこそ、より愛着が湧いてくるはず。日本文化ならではの技術が紡いだ番傘の世界を、見て聞いて、作って使ってお楽しみください。


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