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愛知 / 名古屋

【Otonami提供】名古屋最古の料亭「河文」館内特別見学とTHE KAWABUN NAGOYAのランチコース

大人のための非日常体験を届ける「Otonami」とは

大人のための非日常体験を提供する予約サイト「Otonami(おとなみ)」。「日本の知られざる魅力や本当に価値のあるものをたくさんの方に届けたい」という想いのもと、上質で特別な体験プランや独自のインタビュー記事を通じて、人生をより豊かにする感動のひとときをご提案します。選りすぐりの体験をラインナップし、特別な場所で過ごす極上の時間を通じて、心に響く“大人のたしなみ”をお届けします。
現在、関東および関西を中心とし、その他の地域も合わせ約450以上の体験プランを提供しております。今後はさらなる提供エリアの拡大、新規プランの追加や新しい形での感動体験の提供を予定しております。

 

体験の概要

名古屋城築城の頃より400年以上の歴史を誇る、名古屋市内最古の料亭「料亭 河文」。登録有形文化財である数寄屋造りの母屋をはじめ、近代建築の巨匠・谷口吉郎が手がけた「水鏡の間」と中庭、彫刻家・流政之による「石の床の間」など、近代芸術の粋を集めた空間も見どころです。情緒あふれる館内をスタッフとともに巡った後は、料亭の大広間の座敷跡をリノベーションしたイタリアンレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」へ。季節のランチを楽しみながら、歴史の面影に思いを馳せるひとときを過ごしましょう。

 

体験の特徴

・歴史と風情あふれる老舗料亭・河文の館内をスタッフと特別に見学するOtonami限定プラン。
・金唐紙や登り鯉の彫刻などの工芸品、明治時代の名古屋城周辺の地図など、河文が所有する貴重な作品を鑑賞します。
・「THE KAWABUN NAGOYA」で、厳選素材を使ったイタリアンランチコースを堪能。

 

名古屋城築城の頃から歴史を刻む「料亭 河文」

400余年の歴史を持つ「料亭 河文」。その歴史は名古屋城築城という大きな変化の時から始まりました。尾張徳川家の御用達だった初代・河内屋文左衛門が「清州越し(名古屋城築城に伴う都市の移転)」で名古屋の街に移住し、魚を売る店として創業。目利きの良さが評価され、仕出し店、料理店へと転身を遂げます。明治時代には「名古屋随一の芸者のあがる店」として、その後も中日本随一の迎賓館として、歴代の首相をはじめ国内外の要人たちが河文を訪れました。

 

▲歴代の著名人が暖簾をくぐった重厚感あふれる河文の玄関

 

館内には、名古屋を代表する建築家・篠田進、川口喜代枝が手がけ、国指定の登録文化財に登録されている母屋をはじめ、近代建築の匠・谷口吉郎が設計した中庭と「水鏡の間」、石の彫刻家・流政之が手がけた「石の床の間」など、空間の至るところに意匠が施されています。さらに、名古屋城築城の際に植樹された椎の古木や、名古屋城へと続いていると伝わる古井戸、随所に散りばめられた調度品の数々など、歴史と伝統を重ねてきたからこその見どころが尽きません(内容は体験日によって変わる可能性があります)。

 

▲イタリアンレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」のエントランス。季節に合わせた草花で彩られる

 

意匠の一つひとつをスタッフのレクチャー付きで巡る本体験。館内見学の後は、料亭の大広間「那古野の間」の座敷跡をリノベーションしたイタリアンレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」にて、イタリアンのランチコースをいただきます。趣ある空間の中、歴史を肌で感じ、季節の豊かな恵みを味わうひとときをゆったりと堪能しましょう。

 

江戸時代から続く歴史に思いを馳せながら館内を巡る

館内見学のスタートは、河文の玄関先から。その時々の季節の室礼を楽しみながら、館内へと歩みを進めます。待合やラウンジとして利用される酒房は、話し声がこもらないよう施された緩やかに波打つ天井が特徴的。世界一周を達成した帆船「サンタマリア号」のオブジェも目を引きます。酒房から望む中庭は松尾流家元 不染斎(ふせんさい)作で、今日まで多くの茶人に愛されてきました。

 

▲静かな時が流れる酒房。佇んでみると、解説するスタッフの声が明瞭に聞こえるのが分かる

 

尾張徳川家や名古屋城に由来する調度品が展示されているのも、江戸時代から続く歴史を持つ河文ならでは。かつて名古屋城の中門を飾っていた家紋がそのままあしらわれた衝立も、間近で目にすることができます。庭園にそびえ立つ椎の古木は、名古屋城築城の際に東西南北の「真南」の印として植えられたもの。さらに庭にある古井戸は名古屋城に通じており、有事の際は抜け道として使われていたとの逸話もあり、尾張徳川家との縁の深さを物語ります。

 

▲三つ葉葵の家紋で飾った衝立。葉脈の様子までよく見える

 

河文を代表する歴史的建造物「水鏡の間」

庭園や通路頭上の船底天井を眺めながら進んだ先にあるのが、名古屋出身の建築家・谷口吉郎が手がけた「水鏡の間」です。近代建築の巨匠と呼ばれる建築家が設計したこの広間では、中庭を望む大きなガラス窓から、水面に美しく光が反射する水鏡と、四季折々の表情を見せる豊かな木々が茂る庭園を一望できます。(婚礼・宴会のご予約が入っている場合、鑑賞いただけないことがあります)

 

▲数々の賓客を迎えてきた水鏡の間。水鏡の奥には「石の床の間」も望める

 

また、彫刻家・流政之により、床の間がまるで水面に浮いたような「石の床の間」もつくられました。ここでは年に2度、能や日本舞踊といった古典芸能が披露されます。つくられた背景や意匠についての解説を聞くことで、少し見え方が変わってくるかもしれません。

 

▲手がける職人がごくわずかとなった金唐紙を用いたアートも間近で見られる

 

館内をじっくりと鑑賞した後は、THE KAWABUN NAGOYAでイタリアンのランチコースを楽しみます。レストランへと向かいながら、伝統工芸「金唐紙(きんからかみ)」を使ったアート作品や、フォトスポットとしても人気の高い螺旋階段などを見学しましょう。月ごとにテーマが変わる、エントランスのアレンジメントフラワーも解説付きで鑑賞できます。

 

▲2階へと続くモダンな螺旋階段。ウエディングの撮影でも使用されることが多いのだとか

 

目にも美しいイタリアンランチコースに舌鼓

レストランに到着すると、ちょうどおなかが空く頃。日本建築の意匠を受け継いだレトロモダンな雰囲気のなかでいただくのは、季節の食材をふんだんに使った月替わりのコース。シェフ自らが産地を訪れ、厳選された食材を使用したこだわりのイタリアンランチです。

 

▲ランチコースの一例。季節の素材の魅力を引き立てるシンプルな調理法で仕立てられる

 

パスタやメイン、デザートなどの全7品はどれも、シンプルかつ素材の持ち味が引き立ち、見た目にも鮮やか。その時期ならではの食材を通じて季節の移ろいを感じられます。クラシカルで気品漂う館内からは美しい庭園を見渡すことができ、ウエディングやパーティー会場としても人気なのだそう。ツアーの内容を振り返りながら、ゆったりとひとときを過ごしましょう。

 

▲オープンキッチンを構え、活気にあふれるレストランのにぎわいが心地よく耳に届く

 

歴史の面影を感じながら過ごすひととき

由緒ある河文の空間をスタッフの解説とともに巡り、知的好奇心が満たされる時間。そして、THE KAWABUN NAGOYAの季節感あふれるイタリアンランチをいただきながら随所に残る意匠を眺めれば、至福のため息が漏れることでしょう。河文が400余年にわたって紡いだ軌跡に思いを馳せながら、心穏やかな時間を過ごしませんか。

 

▲THE KAWABUN NAGOYAからの景色。受け継がれる伝統を重んじながらも、新しい文化を生み出し続ける河文の魅力に浸る

 


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