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【Otonami提供】重要文化財「神戸迎賓館 旧西尾邸」近代の名建築を鑑賞する特別ツアー&本格フレンチのランチコース

大人のための非日常体験を届ける「Otonami」とは

大人のための非日常体験を提供する予約サイト「Otonami(おとなみ)」。「日本の知られざる魅力や本当に価値のあるものをたくさんの方に届けたい」という想いのもと、上質で特別な体験プランや独自のインタビュー記事を通じて、人生をより豊かにする感動のひとときをご提案します。選りすぐりの体験をラインナップし、特別な場所で過ごす極上の時間を通じて、心に響く“大人のたしなみ”をお届けします。
現在、関東および関西を中心とし、その他の地域も合わせ約450以上の体験プランを提供しております。今後はさらなる提供エリアの拡大、新規プランの追加や新しい形での感動体験の提供を予定しております。

 

体験の概要

1919(大正8)年に貿易商・西尾類蔵によって風光明媚な須磨の高台に建てられた「神戸迎賓館 旧西尾邸」。真紅の絨毯の階段やステンドグラスなど、当時のまま残る贅を尽くした館内は見どころたっぷり。かつては世界中からVIPが訪れ、外国人居留地のなかでも特別なステイタスのある社交の場でした。この場所で体験するのは、Otonami限定で開催する解説付きの館内ツアーと、フレンチレストラン「LE UN 神戸迎賓館」でのランチコース。広大な敷地で建築の美しさを体感しながら、優雅なひとときをご堪能ください。

 

体験の特徴

・兵庫県指定重要有形文化財の邸宅レストランで、季節の食材を取り入れた本格フレンチのランチコースを堪能。
・関西で活躍した近代建築家・設楽貞雄が手がけた大正〜昭和初期の貴重なセセッション様式の洋館を解説付きで見学できる特別ツアー。
・Otonami限定で、スパークリングワイン(またはノンアルコールドリンク)をご用意。

 

大正時代の貿易商が建てた麗しの洋館

海と山に囲まれた高台に位置する神戸迎賓館 旧西尾邸は、1919(大正8)年に貿易商・西尾類蔵が建てた邸宅。設計を担当したのは、パリのエッフェル塔を模した初代通天閣を手がけた建築家・設楽貞雄(1864-1943)です。外観は、平面と直線の組み合わせやアーチ状の窓など、当時ヨーロッパで流行したアール・ヌーヴォーの流れを汲んだ曲線的なデザインが特徴。建物の大部分は建築当初のまま現存し、本格的なセセッション様式の迎賓館として国内では非常に貴重な存在です。

 

▲真紅の絨毯が敷かれた重厚感のある階段

 

旧西尾邸がある須磨の地は、明治時代に皇室の別荘「武庫離宮(現 須磨離宮公園)」が造営された景勝地。そのため土地の価値が非常に高く、大正時代には多くの富豪たちによって別荘が建てられたのだそう。戦争や阪神淡路大震災により、現存する邸宅はわずか数軒となり、旧西尾邸は竣工当時の状態が保たれた貴重な建物として、2010(平成22)年に兵庫県指定重要文化財に指定されました。約10,000平方メートルある広大な敷地には、神戸市名勝庭園に指定された須磨離宮公園もあります。

 

▲100年後も使えるようにと上下スライド式を採用した窓。現在も開閉が可能

 

当時、トップクラスの貿易商や財界人、文化人、華族など世界中のVIPが西尾邸を訪れました。そのため、西尾邸への招待は「ステイタスの証」といわれるほど。かつては本物のセレブリティしか体感できなかった空間でしたが、現在はウエディングやレストランの会場として活用されています。

 

解説付きで学ぶ大正期の名建築

本体験では、スタッフによる解説付きの特別館内ツアーと、旬の食材を使った本格フレンチのランチコースを楽しみます。通常、ウエディングの見学会は随時開催されますが、「館内ツアー」としての実施はOtonami限定。オリジナルの資料をもとに、スタッフが館内をじっくりと案内します。貿易商だった西尾氏の邸宅は迎賓館としての役割を果たしていたため、贅を尽くした造りが見どころのひとつ。「来てくれた人に非日常を感じてもらいたい」という西尾氏のおもてなしの心も随所に感じられます。

 

▲案内役は支配人もしくは支配人クラスのスタッフが担当する

 

エントランスに集合後、まずは館内ツアーからスタートします。1階の正面玄関に足を踏み入れると、天井が高く開放感のある造りが印象的。ヨーロッパから輸入した大理石を使用した高級感あふれるエントランスに心ときめきます。階段の穴から温風が吹く特注のセントラルヒーティングが設置され、訪れたゲストの冷えた体を温めてくれる嬉しいおもてなしも。

 

▲石段に暖房が仕込まれ、上部に美しいステンドグラスが施された贅沢な造りのエントランス。地震で破損した右の柱以外は建築当初のまま

 

和と洋が織り成す大正建築の技巧

大正建築の特徴が一番わかりやすく表現されている場所が待合室です。当時ヨーロッパで流行した最先端の建築デザインを参考に、幾何学的意匠や渦を巻く植物模様などウィーン分離派の技巧を取り入れたセセッション様式を採用。一方で、見上げれば薄い木材を平面状に編んで造った「あじろ天井」と呼ばれる日本ならではの技法も見られ、和洋折衷の造りが印象的です。施工を行ったのは宮大工ということもあり、日本の建築技術の素晴らしさも感じられます。

 

▲開放的な窓の外に豊かな緑が広がる待合室

 

館内でもひときわ目を引くのが、美しいステンドグラスです。色鮮やかなデザインは部屋ごとに異なり、やわらかな日差しを受けて輝く荘厳な雰囲気が魅力的。館内ツアーでは個室として利用されている1階の「ダイニングルーム」のほか、貴賓をもてなしていた2階の「鳳凰の間」、半地下にある「金庫室」、兵庫県指定重要有形文化財に指定されている茶室「真珠亭」と別邸「松風閣」を備えた日本庭園など、見どころを余すことなく見学できます。

 

▲館内で唯一、動物をモチーフにしたステンドグラス

 

ステンドグラスが美しい上質な空間でいただくフレンチ

館内ツアーのあとは、かつて西尾氏が書斎として利用していた場所をレストランに活用した「LE UN(ルアン) 神戸迎賓館」で本格的なフレンチのランチコースを堪能します。ウェルカムドリンクには、Otonami限定でスパークリングワインをご用意(ノンアルコールドリンクに変更可能)。クラシカルな大正ロマンたっぷりの空間で、優雅なひとときを過ごしましょう。

 

▲真紅の絨毯が敷き詰められた空間は格調高い雰囲気で、背筋がすっと伸びるよう

 

前菜、スープ、メイン料理、デザートと、提供される料理はいずれも趣向を凝らされた五感で味わえるものばかり。地産地消を心がけ、シェフ自ら生産者を訪ね、地元神戸や兵庫の食材もふんだんに取り入れています。「お客様により非日常を感じていただけるように」とのスタッフのきめ細やかなおもてなしの心を感じられるはず。誕生日や記念日など特別な日に利用すれば、思い出に残る素敵な1日になるでしょう。

 

▲彩り豊かな美しい料理の数々。コースの内容は季節ごとに替わる

 

名建築で優雅なひとときを愉しむ

解説付きの館内ツアーを通して、神戸迎賓館 旧西尾邸についてより深く学ぶことができる本体験。在りし日の貿易商は、この華やかな洋館でどのように過ごしたのか……。知識豊富なスタッフの話に耳を傾けながら見学することで、大正時代の暮らしぶりや流行などの歴史をありありと体感できるでしょう。

 

▲貴賓をもてなしていた鳳凰の間。格天井や鳳凰を透かし彫りにした欄間などの意匠が格調高い

 

細部にまで技巧を凝らした美しい建物を見学して目を楽しませたあとは、ハイセンスな空間でたっぷりと美食を堪能。100年という歴史を積み重ねてきた名建築で過ごす体験は、きっと日常を忘れられる特別な時間になるでしょう。窓の外に見える須磨海岸の海や豊かな緑を眺めながら、心ゆくまで優雅なひとときをお楽しみください。

 


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